「…たまには背中でも流してあげようか」普段はパソコンを趣味とし知的で紳士さを漂わせているあの義父のまさかの申し出に、るいさは驚きを超え狼狽した。血の繋がりはなくとも親子なんだから。そんな義父の一方的な理屈に納得する暇もなく、るいさは湯船の端へと追い詰められた。そして穏やかな表情と言葉で優しくにじりよる義父の指先が若妻の健康的な濡れ肌に触れた瞬間、平穏だった結婚生活は音を立てて崩れ落ちた。夫の留守中に起こった人生最悪の悲劇、それはやがて未曽有の快楽絶頂と共に不埒な日常へと姿を変えていく…。
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