色道四十八手 たからぶね
結婚一年目の、誠実そうな三十過ぎの一夫と、まだ二十代後半のうぶな千春。ある晩、千春が、寝言でつぶやいた「たからぶね」という言葉が、一夫の頭からこびりついたように離れなくなる。そんなある日、一夫は叔父の健次に偶然エロ写真集を見せられ、「たからぶね」が四十八手の体位であることを知る。千春は清純でエロに免疫がないと一夫は思い込んでいたが、実は千春は一夫との結婚前から健次と交際しており、結婚後も夫の目を盗んで健次とのセックスライフを楽しんでいたのだ。やがてその事実を健次の妻・敏子と一夫が知ることになり、ふたりは結託しそれぞれのパートナーへ強烈な仕返しを計画する。そして、ついに一夫と敏子の復讐の日がやって来た…。
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