愛人『杏樹』と濃密な愛を刻む。気が滅入るような雨模様の中、久々のひと時はふたりに笑顔を咲かせる。ふたりの心を満たすのは豪華な料理でもなく煌びやかな夜景でもなく、愛する者の肌の温もり。艶やかな唇に吸い付き、柔らかな乳房やとろけた陰部を貪る。惜しみない愛撫の果てに交わったナマの性器の熱がふたりの欲望を高ぶらせ、思いのままに身体をぶつけ合っていく。膣内を満たす精液が非日常的な興奮を生み出し、限られた時間の濃度を高めていく。ふたりは‘愛人’という背徳的な関係であることを忘れ去り、本能の赴くままに快楽を貪りあっていく…。
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