ヒロイン討伐 ~戦隊ピンクに”敵に苦しめられてほしい”と言ったらどうなるのか~
高校生・柏崎大和の秘めた願望はもしかしたら誰にでも覚えのある、青春の甘酸っぱい1ページだったのかもしれない。少なくともあの時までは・・・・・ある日、ファンサイトでレンジャーピンクの出現情報を掴む大和。そこでは本当にRPが単身戦っていた。RPの悶え苦しむ映像を夜のおかずにしている大和にはまたとない絶好の機会。しかし大和はこともあろうにRPの最大のピンチを救ってしまう。頭を抱えて後悔する大和。しかし状況は思いもしない方向に。「あなたのおかげで助かったわ。助けてくれたお礼に何かしたいわ・・・何がいい?」優しく問いかけるRPに大和は意を決して言うのであった・・・熱狂的なファンの少年からの希望に応じて戦いの様子を撮影することに同意する瞳。はじめはファンサービスの一環のつもりであった瞳だが、銀河支配を目論む帝国【サタンクロス】の大幹部・デッドクロスの陰謀により事態は急速に瞳の意としない方向へと流れてゆく。彼女の人のよさを巧みに利用し、みるみるうちにピンチへと陥ってゆくRP。ファンサービスのつもりが気が付けば事態は深刻そのものに・・・有刺鉄線電撃攻め・触手吊り・・・レティクルバイザー内部に刻々と表示される警告文章。そしてヘッドアーマーの挫滅注意の警告が赤く光った次の瞬間、もろくも崩壊してしまうヘッドアーマー。吐血するRPを冷酷に見つめる大和の眼差しはもはや高校生のそれではなかった・・・股関節粉砕破砕・180度開脚十字架拘束・・・そしてデッドクロスがもはや歩くことすらできなくなってしまったRPの前に置くのは小型プロトン粒子爆弾。静かにその場を去ってゆくデッドクロスの背中に猛然と叫ぶRP「待ちなさいッ!!!!!」・・・・・しかし、一人きりになり死への現実味が急速にせまるRP・・・死にたくない・・・・・私・・・死ぬのはイヤああああああッ!!!!!むき出しの欲望と死へのカウントダウン・・・さあどうなる!?レンジャーピンク!!![DEAD END]
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